2013年08月29日

1-7売買にかかる費用(スプレッド)

売りと買いでレート(価格)が違う!

外国為替では売りと買いとそれぞれレートがあります。
そのため、FXでの取引でも1つの通貨ペアに対して2つのレートが存在します。

売値と買値

このそれぞれのレートは売値(Bid)と買値(Ask)といい、売る時は売値(Bid)で買う時は買値(Ask)のレートで取引をすることになります。


売値より買値が高いので、この差が大きいほど利益を出すのに値動きが必要になります。


例えばドル/円で

売り(Bit)100.12
買い(Ask)100.20

といった場合、買う時は100.20で売る時は100.12なので0.8円(80銭)分損してしまします。その為、100.20で買ったら0.8円値上がりしてトントン。それ以上に値上がりした分が利益になります。その為、個人投資家にとってその差が少ないほど有利になります。この売値と買値の差の事をスプレッドと呼び、スプレッドの幅が狭いほうがいいなとどいう使い方をします。


なぜスプレッドが存在するの

FXで取引をする時に、個人投資家はFX業者と取引をします。FX業者は個人投資家から入った注文と同時にメガバンクに注文を出します。

個人投資家→FX業者→メガバンク→インターバンク市場


FXは相対取引と言って1体1の取引です。

個人投資家とFX業者が取引をして個人投資家がドル買しドルが上昇してから決済するとFX業者は個人投資家に利益分を渡します。

FX業者はメガバンクに対して買い注文を出し個人投資家に渡す利益を確保します。※値下がりして損失を出すのも逆のパターンです。


銀行はFX業者や大口顧客の注文をまとめてインターバンク市場で取引をしているので、リーマンショックやキプロス危機のように一気に数円の値動きがある時など、個人投資家が100.20円で売り注文を出した時に、FX業者がメガバンクに売り注文を出すその一瞬の間で99.20円まで値下がりした場合、FX業者は1円分の損失を被るリスクがあります。そのリスクを回避するためにFX業者はスプレッドを設けるのです。

リーマン・ショックやキプロス危機の時は一時1円近いスプレッドをつけた業者もありました。


スプレッドは手数料

通常取引においてFX業者のスプレッドは手数料と考えて良いです。スプレッドはFX業者によって異なり、ドル/円では0.004円などととても狭い業者もあります。手数料なのでなるべく狭い(少ない)ところが良いですが、そのFX業者の注文先である銀行の規模によって、力が無いと有事の時に注文がなかなか入らないことがあります。そうなるとスプレッドも開きまくってただ値が下がっていくのを眺めているしか無い時がくる可能性もあるので、スプレッドが狭く有事の場合の対応なども気にかけてFX業者を選定する必要があります。
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2013年08月11日

1-6 資金を最大25倍で運用できるレバレッジ

ここまでも既にFXの魅力として話が出てくるレバレッジですが、今回はこのレバレッジについて詳しくお話したいと思います。


レバレッジとは


FXの最大の特徴は証拠金です。
FXを日本語に訳すと外国為替証拠金取引となり、証拠金を使って外国為替の取引をすることがFXです。


担保となる元手の資金を取引保証金としてFX業者に預け何倍もの金額の外貨を取引することが出来ます。この証拠金を預けてその数倍の取引をすることをレバレッジをかけると言います。レバレッジは日本語で「てこ」を意味します。小学校の頃習ったシーソーなどのてこの原理のてこです。


レバレッジのメリット


レバレッジをかけるといろいろなメリットがあります。

例えば為替レートが1ドル100円から101円になった場合。

手元の資金が10万円だったら、普通に取引をすれば1ドル100円の時に10万円分のドルを買って1,000ドル

1ドル101円になって決済すると10万1,000円で1,000円の利益です。


ところがレバレッジを仮に10倍かけると
1ドル100円の時に10万円の10倍で100万円分のドルが買えるので1万ドルになります。

1ドルが101円になった時に決済すると101万円になり9万円はレバレッジ分なので消滅し11万円が手元に残ります。つまり1万円の利益になります。

このようにレバレッジを10倍にすれば利益も10倍、20倍にすれば利益も20倍にすることが可能になります。


レバレッジのデメリット


ここまででわかるようにレバレッジは無い時と比べ利益を数十倍にすることができますがその逆も有り得ます。
円安になると予想してドル買いしたら、円高になってしまった場合はレバレッジがない状態から見るとレバレッジ分、数十倍の損失が発生することを理解しておく必要があります。

失敗しないためにまずは低レバレッジで運用


FX初心者の場合、いきなりレベレッジを高めに取引をすると、利益と損失の幅が大きくなりあっという間に資金を失ってしまいます。

人間の心理として、利益が出ている時はまだいけると決済が遅れ、利益が減ってくるとまた戻るかもしれないと決済がさらに遅れ、損失が出始めてもまだ戻るかもしれないと粘ります。
そして自分の資金でカバーできないくらいの損失が出た時に諦めて決済をし損失が出る。

しばらく経つとまた、相場の流れが変わって「あ〜もうちょっと粘ればよかった〜」と思うのです。一度損失を出すとその損失分を取り返そうと利益が出ていても決済の判断が遅れまた同じ繰り返しに陥ってしまう傾向があります。


はじめて投資をするときは、損失をするものと考えてレバレッジを低くし損失を最小限に抑えることに重点を置くことをおすすめします。


今回のまとめ


レバレッジは資金を元手に数十倍の金額の取引をすることができるので資金効率を上げることができますが、損失を増やしてしまうリスクもあります。

経験を積みながら徐々にレバレッジを上げていく方法がFX初心者にはおすすめです。
posted by MUNE at 12:35| 1章 FXの基本知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月14日

1-3 利益の出し方 為替差益編

FXはどうやって利益をだすの?



FXの利益の出し方は2パターンあります。
1つは前回も少し話した為替レートの変動です。
2つめは金利差を利用して利益を出すスワップポイントで稼ぐ方法です。
スワップポイントは次の回で詳しく話すとして、今回は1つめの為替レートの変動で利益を出す方法について詳しくお話します。

為替差益は円安でも円高でも利益が出せる



為替レートの変動によって利益を出す方法は、為替差益やキャピタルゲインなどと呼びます。

為替差益はドルが安い時に買って高くなったら売る。安い時に買ったものが、値上がりしてから売るのでその差額が利益になります。

例えば1ドル100円の時に1万円でドルを買うと100ドルを買うことが出来ます。(10000円÷100円)

これが1ドル110円になった時に100ドルで円を買うと11000円(100円×110円)になるので1万円が11000円に増えました。
こうすることで、円安の時はドルが安い時に買って高く売ったらその差額で利益を出すことが出来ます。

では円高の時はどうするか


円高の時は高く売って安く買い戻す



無いものをどうやって売るの?と思いますが、例えば新発売のゲームソフトを友人から借りたとします。それをすぐに買い取りに出し売ります。時間がたって中古のゲームソフトの価格が下がったら買い戻して友人に返すと、新発売の時に高く売ったゲームソフトが中古で値が下がった時に安く買い戻したその差額が利益として残ります。

友人に借りたものでそんなことをしたら問題ですがFXでは有効な手段です。

FXでは、ドルを買ったり円を売ったりしていますが両替のように実際にドルや円を交換している訳ではありません。


FXは買ったら必ず売って取引終了。
売ったら、必ず買いもどして取引終了。
というように必ず最後に反対売買をして取引が完結するというルールがあります。

その為、円高の時は最後に買い戻す事を前提にないもない状態でも売る事ができるのです。

ドルがない状態でも売る事を空売りと言います。

空売りをすれば、1ドル100円の時に100ドルを売って(円を買って)1万円にします。
1ドルが90円になった時に1万円でドルを買い戻せば約111ドル(10000÷90)になります。11ドルが増えたので990円が利益となります。

この空売りを利用することで、為替レートが上がっても下がっても利益を出すチャンスがあります。
これがFXの魅力の1つである常にチャンスがある為替差益です。


予想が外れると損失を出す可能性もあります



今まで説明した方法は予想通りの値動きになった場合で円安になると予想してドル買いをしたけれど、逆に円高になってしまえば、損失が出てしまうのでリスクの管理が大切になります。
posted by MUNE at 01:26| 1章 FXの基本知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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