2008年09月23日

ところで,サブプライム問題とは,なんのこと?

今、アメリカのみならず世界中で問題になっているサブプライム問題ですが、そもそもサブプライムローン問題って何だっけ?

ということで、少し勉強したのでやさしく解説してみます。

サブプライムローンはアメリカの低所得層向けの住宅ローンということはよく言われていますが、サブプライムローンはイメージ的には日本の消費者金融に似ています。

サブプライムローンは、安定した収入や資産がなくとも簡単に組める住宅ローンです。しかも、ローンを組んでいて支払いを滞ったことがある人でも貸してくれます。

日本の銀行の住宅ローンのように安定した収入があったり担保が必要で審査もしっかりしているアメリカの住宅ローンはプライムローンといい、しっかりと返済することが出来る人に貸すのでローン会社はリスクが低い分、利息も低く設定されています。

それに対してサブプライムローンは返済で出来なくなる可能性が高い分、利息は高く設定されています。プライムローンを組むことが出来ない人がサブプライムローンを組むことになります。

そのサブプライムローンでお金を貸しまくったことがそもそものサブプライム問題の発端ですが、なぜこのように住宅ローン会社は貸したお金が返ってこない可能性がある人達にお金を貸せたのかは、アメリカの住宅や不動産価格の上昇にありました。

アメリカは住宅ブームが起こっていて日本のバブルの様な状態だったので、住宅はどんどん値上がりして買ったときより売るときの方が高く売れる状態でした。

そのため住宅ローン会社は、客がサブプライムローンを組んで購入する住宅を担保にすることでもし支払うことが出来なくなっても担保の住宅を売ることで貸したお金以上の利益がでました。サブプライムローンでお金をかりた人は家を失うことになりますがそんなことはお構いなしです。

住宅ローン会社からしてみれば、サブプライムローンは利息で儲かって支払いが滞っても担保の住宅を売れば利益が出るという客がどうなっても儲かるシステムでした。しかも最初の数年間の返済は利息だけの支払いでもOKだったので、借りる方からしてみれば月々少しの支払いで家が買えるので嬉しい限りです。(※利息だけ払う期間が過ぎると一気に返済額が上がることになります^^;)

住宅ローン会社はサブプライムローンでお金を貸せはどんどん儲かるので、もっとお金を貸したいと思います。まさに日本のバブルと似ているのですが、「今住宅を買えば儲かるからサブプライムローンを組みましょう!」「数年は利息だけの支払いでいいですよ」という具合にリスクについては触れず半ば強引にお金を貸すこともあったようです。なかにはホントはプライムローンを組むことが出来る人にまでサブプライムを薦めていたというから悪質ですね。

どんどんお金が入ってきて儲かった住宅ローン会社は、さらにサブプライムローンでお金を貸したいと思うのですが、お金を貸している間は住宅ローン会社の現金は減った状態になるのでもっともっとお金を貸したいと思う住宅ローン会社はサブプライムローンを証券化することになります。

このサブプライムローンの証券化によって、後にサブプライム問題で世界中が影響を受けることになります。

次回につづく
posted by MUNE at 14:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/107016405
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。