サブプライムローン,証券化
前回の続きでサブプライムローン問題です。
前回のおさらい。サブプライムローンは信用度の低い人向けのローンで利息が高いことに加え住宅価格の上昇で支払いが滞っても担保の住宅が、値上がりするので住宅ローン会社としては貸すことにかなり魅力のあるローンです。
住宅ブームと高利息で住宅ローン会社はかなりの利益をだし、さらに儲けるためにサブプライムローンを証券化します。
サブプライムローンの証券化住宅ローン会社は現金を貸すことで返済してもらうまでは、会社の現金が少なくなります。貸しているお金を回収するのには数十年かかるのでその間は、現金が足りなくなるとそれ以上はお金を貸すことが出来なくなってしまいます。
それでも貸したい住宅ローン会社はサブプライムローンを証券化するのですが仕組みはこうなります↓
まずは住宅ローン会社がサブプライムローンでお金を貸します。
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サブプライムローンを証券として売ります。
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サブプライムを売ることで得た利益をローンの資金として貸し付ける。
住宅ローン会社はサブプライムローンを売るので証券が売れた時点で、サブプライムローンで借りている人の支払ったお金は住宅ローン会社から証券を買った投資家に移ります。数十年も待ってローンが完済された場合と比べると利益は減りますが、証券が売れた時点で現金を手にすることが出来ることと、返済が滞った場合もリスクは投資家が追うので住宅ローン会社のリスクは減ります。
投資家はサブプライムローンは利息が高いため、投資家にとって高利回りであったことや格付け会社が実際の評価よりも高く評価していたこともあって人気商品になります。
さらに他のローリスクローリターンの金融商品とサブプライムローンを組み合わる事でリスクを押さえ高利回りを出すことが出来ると考えられ、さまざまな金融商品に組み込まれました。しかも対象の金融商品にサブプライムローンが組み込まれていることは特に明示されない場合もあり投資家は投資する金融商品にサブプライムローンが組み込まれていることを知らずに投資している場合もありました。
分かりやすい例として保険会社があります。例えば自動車保険の場合、保険を掛けている人が全員事故を起こしたら保険会社は潰れてしまいますが、実際は事故を起こして保険を使う人もいれば事故を起こさず保険を使わない人もいます。これを合わせる事で保険会社は利益を出しています。
そして住宅ローン会社は、証券を売るためにさらにサブプライムローンでお金を貸していきました。